Hopi Monochromatic Large Seed Jar (AP2)
制作者 : 不明
長い優雅な鳥のくちばしの絵柄と点描が見られる場合、ハノの有名な陶芸家ナンパユの物と思われます。
しかし、これらの条件だけではナンパユの作品であるとは断言出来ません。
形状もナンパユの作品に類似していますが、壷口の縁が上向きになっているものは、彼女の作品には通常見られません。よって、彼女の家族の一人によって製作されたもので、おそらくファニー・ナンパユ、もしくは、アニー・ヒーリンングの初期の作品と推測されます。
形状、デザイン共に美しく、多色でなくて敢えてモノクロ(単色)でデザインされた新鮮な作品となっております。
"シキャティ復活"の典型的なデザインで、ナンパユによって再現されたものです。1920年代の初期の頃のものと思われます。
状態は、底の表面に多少のひびがございますが、致命的なものではなく、全体的にも良好です。
サイズ : Φ32 H 16.5 口径 Φ18.5 (cm)